前回記事の続きです。
2つの銘柄の株を10年以上保有し、総額250万となったところで約定しました。
今度は、この250万をインデックス投資に回し、29年後には2500万にしたいと思っています。
最初は短期保有のつもりでした
この２つの株を買ったのは私が20代の時。
リーマンショック前で、「マメ株」とかいって、若い人にも少額で株投資ができるよ！といって
株取引をメディアが取り上げ始めている頃でした。
私が株に興味を持ったのは、長期保有の目的ではなく、こまめに短期で取引して
利益を得たいという下心からでした。
リーマンショックで購入額から爆下げ！！！！
ですがそれからリーマンショックで株価が爆下げ。
自分の資産が、現金が、価値が目減りするのをみるのはツラいもの・・・
うわあああああん、素人が株なんて買うんじゃなかったよ！！！
お金返して！！！！と大騒ぎ＆大ショック。
もう塩漬けじゃ～！！！
と放ったらかしに・・・。
それから数年。ハッと気づくと、額が回復していた
といっても、80万の投資ですから、完全に忘れられるわけもなく
たまにヤフーのポートフォリオを見ては保有してる株の価格を確認していました。
2つの銘柄とも、私が好きな会社、商品は良いものだと思ってたし、わかっていましたから
じわじわと上がっていきました。
いい加減なところで売って、次の投資をしたい
3年位前から年2回の配当金も結構もらえるようになったな・・・
と思い、ちゃんとポートフォリオを見てみたら、80万が250万になっていました。
ぎょぎょぎょ！！！！！
私は本当にびっくりして、そして悟ったのです。
すごいな、長期保有は裏切らないって本当なんだ。
貧乏で頭の悪い人間にも、時間は誰にでも平等で、そして確かなご褒美をくれるのだ・・・。
時間と複利は裏切らないインデックス投資を知る
というわけで、私はこの250万を次なる投資に賭けようと思いました。
このまま国内株式に、とも思いましたが
できれば、海外に投資したいと思いました。
理由はこの本を読んだから。
朝倉智也氏の「30代からはじめる投資信託選びでいちばん知りたいこと」です。
最初図書館で借りたのですが、あまりに内容に感銘を受けたので、あとから購入。
私の投資に関する方針は、朝倉氏のこの本をベースにしようと決めました。
日本の年金は日本債券で運用されている
まず、上記の本では現在30代の人が60歳になっても、
満足な年金がもらえないかもしれない、という考えがベースにあります。
日本の年金の運用は、9割が日本の債券で運用されており、30年後も順調に日本の企業は成長を続けることを前提に
年金が支給されることになっています。
本当に順調に、私たちの年金は運用され続けるのか？と朝倉氏は疑問を投げかけています。
個人的に、日本の未来は経済的に明るいとは思えません。
それなのに、自分が毎月払っている「年金」は日本の債券頼みの運用になっているというこの不安・・・。
そこで朝倉氏は、リスクを分散するために、外国債券に投資する形で老後の積み立てをすることを提案しています。
もし、年金がダメになっても、外国債券に投資をしていれば、そっちが自分の身を守る資産となる、というのです。
ちなみに、私は知らなかったのですが、投資はギャンブルとは違うのですね。
ギャンブルは「投機」といい、「投資」は資産を増やすための活動を言うのだそう。
もちろん、リスクはあるのですが、朝倉氏の言う「インデックス投資」は限りなくリスクを回避した投資方法ということで、
私の心はがっつり掴まれてしまいました。
お金のない年寄りにはなりたくない
私の両親も旦那の両親も、本当に全く資産を持っていません。
私と同年代で、割と裕福な暮らしをしているご家族はご両親がなんらかの資産をもっていたりしていますが、私たち一家はそんなものありませんので、自分たちの稼ぎで、老後のことを考える必要があります。
これは本当に、真剣に考えるべきことです。
私の周囲の人たちには一切、そんなこと相談できません。
だって、私たちの両親ほど、資産のない両親って周囲にはちょっといないからです・・・。
私は自分たちの子どもたちから見て「お金のない両親」「お金のないじいじとばあば」にはなりたくない。
旦那の退職金もどこまでもらえるかわかりませんし、もらえなかったことを想定して
外国債券に投資し、リスク回避することにしました。
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